自分の生活にマッチしたサイズを選ぶ

使い道に合わせて座面の高さを選ぶ

ローソファーの座面高は、10cmから20cm程度が一般的ですが、中には4cmや30cmといった高さの製品もあります。より床面に近い位置で食事もローソファーへ座りながら行うならば、テーブルとの位置関係でローソファーの座面高を選ばなければなりません。なぜなら、高すぎる座面はテーブルの下に足を入れることができず、猫背の姿勢で食事をすることになりかねないからです。また、20cmを超える座面高のローソファーは、座面が広く寝転んだままくつろぎたい人に向いています。背もたれに寄りかかりゆったり座りたいならば座面は低めが使いやすく、寝転んだままソファーベッドに近い使い方をしたいならば高めの座面が適しているわけです。このため、具体的なローソファーの利用シーンを想定して選ぶ必要があります。

子供がいる家庭では過ごし方に合わせて選ぼう

子供がいる家庭にとって、ローソファーであっても躓いて転倒するリスクは避けられません。小さな子供がいる家庭や室内犬を飼育している場合には、15cm以下の座面高のローソファーを選ぶと転倒事故を起こしにくいです。なぜなら、小さな子供が怪我をしやすいのは、前向きの転倒よりも後頭部から床下へ落下するパターンだからです。また、視力が弱い室内犬にとっては高い座面は足を傷める原因となるので、猫とは異なり高すぎる座面は室内犬のサイズに合わせて限界があると考えましょう。ローソファーの前に置くテーブルの高さと用途に合わせて、ローソファーの形状と座面高は安全性までしっかり考慮した上で決めることが重要です。大人だけの生活では気にせずに済むことでも、子供や室内犬がいれば大人が安全性に配慮してあげる必要があります。